初版依頼15年が立ち第3版を迎えた、プラスチックの解説書(共著)を初め、材料科学やトライボロジー(材料の摩擦、摩耗)の教育内容の研究についての専門書、現在の本業である法や補助金に関する著作があります。
仕事で法律や行政などの社会科学に、研究でトライボロジーという自然科学と教育方法論という人文科学と幅広く関わり、啓蒙書から専門書までを書いた文章力を活かして、ある専門的なテーマを把握した上で、わかりやすい内容にして書き伝えることを業務の一つとしています。
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主な業務実績(著作)
補助金の採択は受けたけれど、後で様々な苦労をして後悔した人は意外に多いです。できることなら、そういう後悔は避けたい。 初めて補助金を申請しようと考えているけれど、たくさん書類を書いたり、いろいろ大変そう・・。 本書では、そういった不安を持っている方に役立てばと考え、私が主に経験してきた、主に中小企業の方々を対象とし、工場を新・増設したい場合、新たな事業を始めたい場合や、商品、サービスの販路拡大をしたい場合に必要となる資金に充てる補助金を想定して、幅広くこれは言えるだろうと思われることをチェックリストとしてまとめ、それぞれの項目について解説を記しました。 そして、一通りチェックリストを確認し検討した結果、自社は活用すべきかどうか微妙だという事業者の方や、課題はあるけどどうしても活用したい、という事業者の方のために、少しでも補助金を活用するデメリットを減らせる、または場合によってはよりプラスできるかもしれない方法を、私の知るうる範囲で最後に記しました。 日々の生活の中で、「法」の存在を意識する機会は少ないです。しかし、自分の身に危機が及んだり、新しいことを始めようとしたときに、様々な形で「法」は私たちの前に現れます。本書では、実生活の中で法と向き合うときの方法を、相談できる専門家の紹介などをしながら、簡潔に解説しています。 身近な工業用素材である「プラスチック」(合成樹脂)の種類や特性、用途などをやさしく解説した入門書の第2版です。ペットボトルから飛行機まで、プラスチックは暮らしのいたるところで活躍していますが、その正体についてはあまり正しく理解されていないのが実状です。本書では、身近な事例と豊富なイラストで、プラスチックの定義や種類と特性のほか、生活製品や産業用製品での具体的な用途などをわかりやすくビジュアルに解説しました。第3版では、3Dプリンター、医療現場などで使用されている新技術、マイクロプラスチックなどの環境問題とその対策について解説しています。 高校の物理で学ぶ「摩擦の法則」。学校ではその内容は説明されても、なぜそのような法則が成り立つかが説明されることは少ないです。そこで、現代科学の成果である真実接触点の概念を教育内容に取り込むことで、摩擦の法則と抗力の作用点を摩擦の機構と結び付けて学習できないかどうかを試みました。本論文集はその記録です。
科学技術、法律、経済、社会などの内容を分かりやすく記事として執筆してほしい、という相談がありましたらお問い合わせください。文字数を問わず、条件に応じて対応可能な内容を提案します。